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2つの検定の違い

色彩検定(公益社団法人 色彩検定協会主催)

ここで紹介している検定資格です。 「公益社団法人 色彩検定協会主催 色彩検定」に合格するとこの資格が得られます。いわゆる色彩検定とよばれるものです。ただし、現在はカラーコーディネーターで統一されています。

カラーコーディネーター検定試験(東京商工会議所主催)

東京商工会議所主催(東商)”カラーコーディネーター検定試験”に合格するとこの資格が得られます。

こちらもカラーコーディネーターです。こちらに関しては色彩検定協会さんの色彩検定との違いについてメールをいただきましたので以下に紹介いたします。

尚、このページでは、1.の色彩検定協会主催の色彩検定(2・3級のみ)の受験情報を中心に特集しています。

そのため東商さんの検定、色彩検定協会主催色彩検定1級に関するご質問はご勘弁下さい(ごめんなさい、私は旧AFT主催色彩コーディネーター2級しか合格してませんので)。ただし、勉強方法などは基本的に同じです。

詳しくは資格取得関係の書籍や、DAI-X出版社の”なりたい!!カラーコーディネーター”を参考にしていただけばと思います。

プロの方のご意見、アドバイス

Mistgreenさんより

結局のところ重なっている部分がかなりあります。で、実際世間で受けがいいのはのというと新しい検定だけでまだ、どちらに軍配というところまで入ってないと思います。質問を受けた際、簡単に答えるならファッション関連か、 ビジネス関連か、じゃ、ファッションビジネスはというとビジネス関連になります。もし、どうしても迷ってるという人がいたら 1級検定の過去問題を比べることをお勧めします。で、どちらが自分の考えていた物に近いかが見えてくると思います。

ミーさんより

  • AFT (旧全国服飾教育者連合会主催、現色彩検定協会、色彩検定)

「AFT」は「ファッションコーディネート色彩能力検定」というだけあって、もともとはアパレル関係者など 主にファッションに関わる人々を対象とした、色の知識理解の手助けとしての試験でした。 ですから、7、8年前のまだ記述式で、文部省認定になる以前の検定試験内容は、色彩の基礎知識とファッションへの応用問題だけでなく、服飾の歴史、流通の仕組み、アパレル専門用語 といった色と直接関係ない問題も出題され、一般の受験者は大変苦労しました。 現在は、マークシート形式で、色に興味のある一般の人々を対象にしており、「色彩検定」としての方向が より明確にされ、ほとんどが色彩に関した問いになっています。 一応「ファッション」と名がつくので、服飾と色の関わりを念頭に置いた内容で、 色の分類や配色の種類、流行色、色と柄の関係、服飾史および美術史の中の色彩、などが 「東商」と比べて特徴的な出題だと思われます。 といっても最近は、広く色彩全般に渡って網羅しようという傾向が強まり、 日本工業規格(JIS)、光源、測色、商品や環境の色彩計画、など「東商」に近い内容がかなり増えています。

  • 東商 (東京商工会議所主催、カラーコーディネーター検定試験)

社会で色への関心が高まる中、色彩について正しく理解し、活用ができる人材育成のために東京商工会議所が地方と連携して行う資格試験です。「AFT」よりも後にできました。 企業や地域の産業発展につながることを目的としているので、 光と色の物理学、測色、心理学的評価法、JISなど、「AFT」よりも堅く、ビジネスライクな内容になっています。 また、1級が「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」と業界ごとに分かれているのが特徴です。 試験問題の雰囲気や、勉強することによって身に付く姿勢の違いは、これも乱暴な言い方になりますが、 大体こんな感じだというイメージをつかんでください。

「AFTの色彩検定」はカラー図版を多用、柔軟で、右脳的、文系、民間企業のような明るさ、美的感覚やセンスがアップする、という感じ。 ただの暗記だけでなく、用語の意味や成り立ち、カラーカードや着色実習の経験があって、はじめて知識が生きる。

「東商のカラーコーディネーター検定」はほとんど数字や文字、堅く、左脳的、理系、公務員のようなキマジメさ、理論的な導きを求められる、という感じ。 暗記する事柄が多く、実践的な着色の前に、用語の意味や使い分けを正しく理解することが大切。

「どちらが有利か」「どちらが難しいのか」という質問には、「あなた次第」という答が正解かもしれません。 なぜなら、試験の違いの前に、受験者の素質と目的の違いがあるからです。 現在の仕事、将来やりたい仕事によっても違うでしょうし、好みもありますから。 私なら、「全然別ものなので両方受験するにこしたことはない」と答えますが..。とりあえず得意なとっつきやすい方から受験することをオススメします。

それから、受験者に対して良く聞かれる色彩関係者、企業の方からの危惧もついでにお伝えします。 「知識だけで、実際に色を扱う経験を積まない人は困る。」 「個人の楽しみだけでなく、何らかの形で社会に反映されることを期待。」 「表面的な受験勉強に留まらず、色の世界の本質や楽しさを知ってもらいたい。」 「資格の価値を正しく把握して(過大過小評価せずに)、就職活動して。」 という声も聞かれます。

以上、長くなりましたが、参考になればと思います。 検定試験の傾向は毎年少しずつ変わるので、今後、2つの検定試験の違いも変化します。 また、あくまでも個人的な印象で大雑把にお話しました。詳細は過去問や予想問題、主催者の発行した資料などで確認をお願いします。 2大色彩検定といっても過言ではない「AFT」と「東商」ですが、微妙に内容が違います。 かなり乱暴な説明になりますが、ニュアンスを受け取ってください。